電気温水器を入れ替えるなら断然エコキュート！電気温水器の購入から10年経つと故障しやすくなり、新しい給湯器への交換も必要になってくる時期です。
10年を経過した電気温水器は修理に伴う部品が欠品したり、費用も高額になりがちです。新しいエコキュートに交換すれば、電気代の大幅ダウンが見込めますし、今なら補助金・助成金も充実している為お得に買い替えができるチャンスです。
電気温水器からエコキュートに交換して、経済的でエコな毎日を送りましょう。
電気温水器をエコキュートに交換するタイミングとは？
電気温水器の寿命は一般に10〜15年とされていますが、10年を交換のタイミングと考えましょう。
ここでは、電気温水器を購入してから10年が区切りと考えられる理由や、そのころに起きるであろう主な不調について解説していきます。
電気温水器の購入から10年以上たった
購入してから10年たったら、電気温水器を交換するタイミングと考えてください。
理由は主なメーカーも10年を区切りと考えているから。各メーカーは別料金を支払うことで可能になる保証延長制度を用意していますが、東芝やコロナは最長でも10年、パナソニックはそれより短い8年で打ち切ってしまいます。
また、各メーカーが電気温水器の修理用部品をキープしている期間は、製造終了後7〜8年です。購入後10年を過ぎたころには、修理を希望しても必要な部品が入手できない可能性があります。
電気温水器の製造時期を確認してみよう
電気温水器の購入後10年が交換の目安とはいえ、いつ購入したかわからないという方も多いことでしょう。
ならば、製造された時期を確認してください。購入日と製造時期にはズレがあるとはいえ、いつごろから使っているかの目安になります。
製造時期の確認には、本体の正面や上部、側面に貼られている銘板（シール）を調べます。そこにはメーカー名や型番、製造番号などと並んで、製造年月が明記されているはずです。
中には2013年6月を「13・06」と表記しているケースもあるので、わからない場合は電気給湯機を製造したメーカーに問い合わせてみましょう。
電気温水器の不調が目立つようになった
給湯器を長く使っていると、様々な不調を感じることがあります。
例えば、電気給湯器からお湯が出なくなるといった症状です。これは、お湯の使い過ぎや配管の凍結といった一時的な原因から、清掃等で改善するもの、本体の故障まで様々な原因が考えられます。
適切な対応を行うことで、再び使用することが可能なことも多いです。しかし、少し間を置いて再び不具合を訴えてくる場合があります。その他の不調も含め、不具合が頻発するようになったら、本体の故障を疑う必要があります。
電気温水器の修理には、結構なお金がかかります。購入後間もないなら、メーカー保証で直せるかもしれませんが、保証が切れてしまっているなら、かなりの出費となるでしょう。
電気給湯器に見られる故障には、以下のようなものがあります。
- 電気温水器のお湯が出なくなった
- 電気温水器のお湯がすぐ切れてしまう
- 電気温水器のタンクにサビが見られる
順番に解説します。
電気温水器のお湯が出なくなった
電気温水器からお湯が出ないなら、制御基板や混合弁、三方弁のトラブルが原因と考えられます。
修理費用は制御基板なら2～5万円くらい、混合弁なら2～4万5,000円くらい、三方弁なら1万5,000～3万円くらい。いずれも高額なのが悩ましいところです。
購入から10年が過ぎているなら、急いで購入した販売店やメーカーに問い合わせるとよいでしょう。発売後10年経つと、修理部品の保持が順次終了していくからです。
修理部品が既になくなっていた場合や、給湯器の交換を考えるならエコキュートへの入れ替えがおすすめです。
電気温水器のお湯がすぐ切れてしまう
家庭で使われている電気温水器の多くは、安価な深夜電力を利用してお湯を沸かしてタンクにためておく仕組みになっています。したがって、タンクが空になるとお湯が切れてしまうのですが、それほど使っていないのにお湯切れが起こるようなら、安全弁からの水漏れが疑われます。
安全弁の修理は3万円程度、メーカーの保証が切れているなら、かなりの痛手となるでしょう。
また、スイッチやブレーカーの誤作動でも、お湯切れは起こります。漏電が疑われ、修理料金は2〜5万円が目安です。
電気温水器のタンクにサビが見られる
電気温水器のタンクは屋外に設置するものなので、時間がたつにつれサビが目立つようになります。サビが悪化すると水漏れを起こし、お湯がすぐに切れてしまう原因になるので、早めに修理してしまいましょう。
サビができる時期は、電気温水器が置かれている環境で大きく変わるので、一概には言えません。しかし、設置から10年を過ぎたころにサビが目立つようになったなら、エコキュートへの入れ替えを検討してください。
エコキュートなら、海の近くなどサビが発生しやすい環境に住む方向けに、耐塩害仕様のタイプも販売されています。
電気温水器から交換するならエコキュート
電気温水器の交換でおすすめしたい給湯器は断然エコキュートです。
エコキュートと電気温水器は、割安な深夜電力でお湯を沸かすところは似ていますが、ヒートポンプを活用しているところが異なります。
ヒートポンプとは少ないエネルギーで、空気中から熱をかき集めてエネルギーとして利用する仕組みのこと。従来の電気温水器よりもヒートポンプを活用することで、効率よくお湯を沸かせるのがエコキュートです。
現在、ヒートポンプが使われているのは、エコキュートだけではありません。冷蔵庫やエアコン、洗濯乾燥機など、すでに広く使われているのがヒートポンプなのです。
エコキュートに交換するメリット
電気温水器からエコキュートに交換するメリットで主なものは、電気代が安くなる、環境にやさしいの2つです。
あわせて、最新のエコキュートならではの機能も楽しめるのもメリットです。
注目は、太陽光発電システムを利用している方向けの、日中の余剰電力を利用して焚き上げをおこなうタイプ。従来より省エネルギーを期待できるもので、ダイキンなど各メーカーが手掛けています。
また、スマートフォンのアプリを利用して、遠隔からお湯はりや追い炊きができるタイプを手掛けているのはパナソニックです。
エコキュートへの交換で電気代が安くなる
電気温水器からエコキュートへの交換で、電気代が安くなります。
パナソニックによると、エコキュートにかかる電気代は年間で3万7,200円、月平均で3,000円ほどだとか。電気温水器は年間で15万8,400円、月平均で1万3,000円くらいですから、実に4分の1以下に減らすことができるのです。
これは、パナソニックの特定の機種を東京電力エナジーパートナーエリアで利用した場合の試算なので、必ずしも同じ結果になるとは言い切れません。
しかし、電気温水器をエコキュートに入れ替えることで、電気代が大幅に安くなるのは間違いなし。ヒートポンプの力は、こんなにも大きいのです。
エコキュートへの交換は環境に優しい
電気温水器からエコキュートへの交換で、CO2の排出量を削減できます。
あるデータによると、家庭で給湯に使用されているエネルギーの量は、全体の27.0％を占めるそう。給湯用のエネルギーを削減することは、家庭から排出されるCO2の削減に、大きな効果があるのがわかるでしょう。
電気代が削減できるということは、エネルギーの消費量も削減できるということ。お財布にやさしいエコキュートは、環境にもやさしいものなのです。
エコキュートに交換するデメリット
電気代が安くなる、環境にやさしいというメリットがある一方で、電気温水器からエコキュートへの交換にもデメリットはあるものです。
ここからは4つのデメリットについてお話ししますが、それらとメリットと比較すると、やはりメリットの方が上回ることでしょう。
エコキュートに入れ替えれば、古くなった電気温水器が壊れるかもしれない、高額な修理料金がかかるかもしれないという、不安から解放されるメリットもあるのですから。
エコキュートを設置するスペースが必要
給湯タンクユニットだけで電気温水器の設置は終わってしまいますが、エコキュートはそれにヒートポンプユニットが加わります。その分、設置スペースが必要になるのが、エコキュートに交換するデメリットです。
ヒートポンプユニットの大きさは、エアコンの室外機と同じくらいです。
設置するスペースに余裕がないお家にお住いの場合、あらかじめヒートポンプユニットが設置できるかどうか確認しておきましょう。
エコキュートの導入にお金がかかる
導入コストがかかることは、電気温水器をエコキュートに買い替える最大のデメリットかもしれません。とはいえ、販売・取り付け業者次第で、このデメリットは軽減できてしまいます。
たとえば、sky-ecoキュートなら、エコキュート本体と標準工事、工事保証、出張費すべて合わせて31万2,800円～、上で見たエコキュートの導入で削減できる電気代によれば、3年間使い続けるだけで、元が取れてしまう計算です。
エコキュートの販売・取り付け業者選びは慎重におこないましょう。導入コストによるデメリットは、販売・取り付け業者選びで軽減できるのです。
騒音が気になるかも？
エコキュートによる騒音は、主にヒートポンプによるものです。内蔵されているファンを回転させるモーターが、低音を発生させます。その音の大きさは40〜50dB程度、美術館や図書館の館内程度とはいうものの、ご近所に迷惑をかけない気づかいは必要でしょう。
エコキュートの設置場所が選べるなら、なるべく隣家と離して設置しましょう。離すのが難しい場合は、せめて隣家の寝室近くに設置しないようにしましょう。
また、業者に定期的にメンテナンスを依頼することで、モーター音をある程度、抑えることができます。
お湯を使い切る可能性がある
エコキュートはタンクに貯めたお湯を使用します。使い切ってしまうとお湯切れが起こるのは、電気給湯器から入れ替えても解消できないデメリットです。
有効な湯切れ対策は、あらかじめお湯を沸き増ししておくことです。友人や親戚が泊まりに来るなど、通常よりも多くお湯を使う場合は沸き増しをおこない、多めにお湯を作っておきましょう。
また、バスタブやシャワーで使用するお湯の温度を低めにすることも、お湯切れの対策になります。
エコキュートに交換する補助金・助成金をチェック
電気給湯器からエコキュートへの入れ替えを後押しするかのように、国や都道府県・市町村は補助金や助成金を用意しています。
注意点は給付方法や条件がやや複雑なところと、地方公共団体によって、補助金・助成金を用意していないケースもあるところ。制度にくわしくない業者を選んでしまうと、もらいそこねることも起こりえます。
エコキュートの販売・取り付け業者は、補助金・助成金にくわしいところを選びましょう。
国のエコキュート補助金
「給湯省エネ事業」は国によるエコキュートへの補助金です。電気温水器など古いタイプの給湯設備から高効率タイプへの買い替えをうながすもので、エコキュートなら5万円が支給されます。
注意点は、あらかじめ予算が決められており、上限に達すると募集が打ち切られてしまうこと。早めの申請が必要になるでしょう。
都道府県のエコキュート補助金
東京都「熱と電気の有効利用促進事業」など、各都道府県もエコキュートへの入れ替えの補助金・助成金を用意しています。うれしいのは多くの場合、国の補助金との併用もできるところです。
残念なのは東京都の場合、太陽光発電システムを取り付け済みか同時設置が必要など、条件が厳し目というケースも見られるところですが、給付されるのは、たとえば工事費の合計額の3分の1で上限は22万円と、かなり大きな金額になっています。
東京都にお住まいで、エコキュートへの入れ替えを考えているなら、太陽光発電システムの設置も検討してみましょう。
東京都のエコキュートへの助成金については関連記事を参照してください。
市区町村のエコキュート補助金
さらにうれしいのは、市区町村の中にもエコキュートへの補助金・助成金を用意しているケースもあるところです。
つまり、条件を満たしさえすれば、国・都道府県・市区町村と3重に補助金・助成金を受け取れるということなので、かなり耳寄りな話といえます。
エコキュートへの入れ替えを検討しているなら、お住まいの市区町村に補助金・助成金があるかたずねてみてください。
まとめ
古い電気温水器を使っているなら、エコキュートへの入れ替えがおすすめです。
理由は、電気代が約4分の1になるメリットがあるから。耐用年数が尽きそうな電気温水器の修理に高額な費用を支払うくらいなら、いっそエコキュートに買い替えてしまいましょう。さらに言うなら、交換のタイミングは今が絶好の機会です。
今なら、国や一部の都道府県、市町村がエコキュートへの入れ替えに、助成金・補助金を用意しています。制度にくわしいエコキュートの販売・取り付け業者を選ぶことで、補助金申請はお任せで労せずお得に入れ替えができる事でしょう。
電気温水器からエコキュートへの買い替えをご検討の方は、ぜひ一度sky-ecoキュートにお問い合わせ下さい。
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