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2023年10月24日

灯油ボイラーからエコキュートに交換できる?導入費用やランニングコストなどを解説

灯油ボイラーとエコキュートはお湯を沸かすためのエネルギーやメリット、デメリットなどが異なる給湯器です。灯油ボイラーとエコキュートの買い替えで迷っているなら、違いを知っておくと良いでしょう。

そこで今回は、灯油ボイラーとエコキュートの違いや導入費用、ランニングコストなどを解説します。灯油ボイラーからエコキュートへの交換を検討している方は、参考にしてください。

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灯油ボイラーからエコキュートに交換できる?

結論から申し上げますと、工事が必要になりますが灯油ボイラーからエコキュートへの交換は可能です。

住環境にもよりますが、灯油ボイラーが貯湯式なら、撤去して空いたスペースにエコキュートのヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットを置くことができ、直圧式でもタンクを置く土台を設置すれば問題ありません。

ただし、エコキュートは電気を利用する住宅設備機器なので、電気関係の工事をおこなう可能性が高いです。また、選んだエコキュートによっては追加の配管工事が必要になるので、お風呂場に穴を開ける、浴槽の交換などが必要になる可能性も否定できません。

灯油ボイラーからエコキュートへの交換を考えている方は、業者に現地調査に来てもらって、必要な工事の種類や見積もりを出してもらいましょう。

エコキュートとは?

エコキュートとは、電気と空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。エアコンの室外機に似たヒートポンプユニットが空気の熱を取り込み、圧縮して高温の熱を発生させるとお湯を沸かし、貯湯タンクユニットに貯めて、必要に応じて各所に給湯します。

メーカーや機種によって搭載されている機能に違いはありますが、お湯を沸かす仕組みはほとんど変わらず、貯湯式給湯器に分類されます。

灯油ボイラーとは?

灯油ボイラーとは、灯油を燃焼させて発生した熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。必要なエネルギーは灯油で、大量のお湯を沸かすことができるため寒い地方での需要が高い給湯器になります。

加熱方式が次の2種類があり、メーカーや機種によって異なります。

  • 直圧式…通水と同時に灯油を燃焼させて発生した熱で水を沸かす
  • 貯湯式…タンクに水を貯めて加熱して、お湯を沸かして必要に応じて各所に給湯する

加熱方式によって灯油ボイラーの形状やサイズ、取り付け方などが異なる場合があります。

エコキュートと灯油ボイラーの違い

エコキュートと灯油ボイラーの違いは以下のとおりです。

エコキュート 灯油ボイラー
お湯を沸かすためのエネルギー 電気と空気の熱 灯油
給湯の仕組み 貯湯式 直圧式
貯湯式
メリット 省エネ性能が高いためランニングコストが抑えられる
多彩な機能を搭載している
導入費用が安い
寒い地方でも大量のお湯を沸かせる
デメリット 貯湯タンクユニットを設置するスペースが必要
導入費用が高い湯切れのリスクがある
寒い地方では給湯効率が下がる
原油価格に影響を受ける
灯油を購入する手間がかかる
定期的に灯油を入れる必要がある

エコキュートと灯油ボイラーの違いを比較すると、「導入費用」と「お湯沸かすためのランニングコスト」の2つが大きな違いと言えます。それぞれ、順番に解説します。

エコキュートと灯油ボイラーの導入費用

灯油ボイラーから灯油ボイラーに交換するための導入費用は、工事費込みの相場で直圧式が20万円~30万円、貯湯式が15万円~25万円程度です。一方で、灯油ボイラーからエコキュートに交換するための導入費用は工事費込みで40万円~70万円程度になります。

  • エコキュートへの交換…40万円~70万円
  • 灯油ボイラーへの交換…直圧式/20万円~30万円、貯湯式/15万円~25万円

エコキュートのほうが高額になるのは、本体価格が高いことと、次のような工事が必要になるためです。

  • エコキュートの運搬
  • ガス給湯器の撤去
  • 基礎台工事
  • 配管接続工事
  • 電気工事
  • リモコン工事
  • 試運転
  • 電力会社への申請

上記のような基礎工事に10万円~20万程度かかり、住宅の状況によっては追加工事が発生する可能性もあります。そのため、灯油ボイラーからエコキュートへ交換する場合、灯油ボイラーへ交換するよりも25万円~45万円以上かかると覚えておきましょう。

エコキュートと灯油ボイラーのランニングコスト

次の表は、同量のお湯を沸かした場合のエコキュートと灯油ボイラーのランニングコストを比較したものです。

エコキュート 灯油ボイラー
北海道電力エリア 約54,000円 約78,000円
東北電力エリア 約48,000円 約70,800円
北陸電力エリア 約42,000円 約70,800円
東京電力エナジーパートナーエリア 約37,200円 約81,600円
中部電力エリア 約25,200円 約67,200円
関西電力エリア 約20,400円 約63,600円
中国電力エリア 約43,200円 約67,200円
四国電力エリア 約44,400円 約66,000円
九州電力エリア 約20,400円 約64,800円
沖縄電力エリア 約27,600円 約55,200円

実際のランニングコストは給湯器の性能や家族の人数などによって異なりますが、灯油ボイラーよりもエコキュートのほうがランニングコストは抑えられています

石油給湯器は給湯器のなかでランニングコストが抑えられているほうですが、エコキュートは省エネ性能に優れているため、お湯を沸かすランニングコストがかなり安いです。

そのため、石油給湯器からエコキュートに買い替えることでランニングコストの節約が期待できます。

エコキュートと灯油ボイラーのどちらを選べばいいの?

エコキュートと灯油ボイラーは給湯の仕組みやメリット、デメリットなどが異なり、家族の人数やライフスタイルによっておすすめの給湯器が違ってきます。そのため、どちらが良いとは断言できませんが、将来的なことを考えるならエコキュートをおすすめします。

灯油ボイラーは灯油をエネルギーとしている給湯器で、原油価格の高騰の影響を受けやすいデメリットがあります。

2020年から電気や灯油などのエネルギー関連の料金単価は上昇傾向にあり、次の表は2020年6月と2023年6月の電気と灯油の料金単価を比較したものです。

電気 灯油
2020年6月時点 27.22円/1kWh 1,533.0円/18L
2023年6月時点 30.29円/1kWh 2,027.4円/18L
3年間での上昇率 11.2% 32.2%

電気代の高騰がニュースに取り上げられていますが、実は3年間での上昇率は灯油のほうが高いです。

2022年9月~2023年6月までは政府の補助金もあって一定額に抑えられていましたが、6月から段階的に縮小されたことを受けて、短期間で急激に上昇しており、今後も上昇が続く可能性は否定できません。

お湯を沸かすランニングコストを抑えたい方は、将来的な料金単価が不安定な灯油ボイラーより、エコキュートへの買い替えを検討してみましょう。

エコキュートのランニングコストを抑える方法

灯油ボイラーに比べてエコキュートは省エネ性能が高いため、お湯を沸かすランニングコストが抑えられています。

しかし、エコキュートを稼働させるための電気代は2020年より上昇傾向にあり、外気温の低い地域では給湯効率が下がってしまうなどの不安要素はあります。

そのため、エコキュートのランニングコストを更に抑えるなら、次の方法を実践してみましょう。

  • エコキュートのお湯を使いきらない
  • 冬場にエコキュートの設定を見直す
  • 太陽光発電システムや蓄電池の設置を検討する

上記の方法を順番に解説します。

エコキュートのお湯を使いきらない

エコキュートは貯湯式給湯器で、お湯を深夜に沸かして貯めておきます。エコキュートが深夜にお湯を沸かすのは、契約している料金プランが季節別時間帯電灯のため、夜のほうが電気料金単価は安いからです。

例えば、関西電力エリアでエコキュートを導入すると「はぴeタイムR」に加入します。

はぴeタイムR 単位 料金単価
基本料金 最初の10kWまで 1契約 2,409.40円
10kWを超える1kWにつき 1kW 416.94円
電力量料金 デイタイム(平日10時~17時) 夏季 1Wh 28.87円
その他季 26.24円
リビングタイム
(平日7時~10時と17時~23時、休日扱い日の7時~23時)
22.80円
ナイトタイム(毎日23時~翌7時) 15.37円

電気料金単価がナイトタイムにお湯を沸かすなら問題ありませんが、湯切れが起きてしまい、料金単価が割高なリビングタイムやデイタイムにお湯を沸かそうとすると、かえってランニングコストが高くなってしまいます。

そのため、エコキュートのランニングコストを抑えたいなら、日中に湯切れにならないように使い方や沸かす量などに注意しましょう。

冬場にエコキュートの設定を見直す

エコキュートは空気の熱を利用する給湯器なので、外気温が低下する冬場になると給湯効率が下がる傾向があります。次の表は、大阪府でエコキュートを使用した場合のランニングコストをシミュレーションしたものです。

エコキュート
1月 5,549円
2月 5,293円
3月 5,371円
4月 3,448円
5月 3,142円
6月 2,731円
7月 1,907円
8月 1,753円
9月 2,263円
10月 2,875円
11月 3,291円
12月 4,970円
合計 42,593円

外気温が低下する冬場は給湯効率が下がってランニングコストが高くなる可能性があります。そのため、冬場にお湯を沸かす量や温度を下げることで、ランニングコストを抑えることが可能です。

エコキュートによって異なりますが、節約モードが搭載されており、AIが普段の使用状況からお湯を沸かす量や温度を節約することができます。冬場のランニングコストを抑えたい方は、節約モードを使用したり、お湯の量や温度などを調整したりしてみましょう。

なお、お湯を沸かす量を減らすと湯切れしやすくなるので、試す際はお湯の使いすぎに注意が必要です。

太陽光発電システムや蓄電池の設置を検討する

エコキュートは電気で稼働する住宅設備機器なので、太陽光発電システムや蓄電池との相性が良いです。

例えば、太陽光発電システムがあれば日中の発電した余剰電力を利用して、お湯を沸かすことができます。太陽光発電システムの余剰電力でお湯を沸かせれば、買電量が減ってランニングコストの節約につながります。

また、蓄電池があれば電気代が安い深夜に買電して溜めておき、日中に消費しながらお湯を沸かすことができます。

本来、エコキュートは真夜中にお湯を沸かす給湯器ですが、日中にお湯を沸かせば次のようなメリットが得られます。

  • 日中は外気温が夜より高いのでお湯を沸かすエネルギーが少なく済む
  • お湯を使用するまでの時間が短くなるので放熱ロスが抑えられる

日中にお湯を沸かす場合、電気料金単価が高くなることが問題点です。しかし、太陽光発電システムや蓄電池があれば問題点は解決でき、上記のメリットを得られます。

太陽光発電システムや蓄電池があれば、エコキュートのランニングコストだけでなく、家庭全体の支出も減らせる可能性があるので、節約したい方は導入してみましょう。

まとめ

以上が、灯油ボイラーとエコキュートの解説になります。エコキュートと灯油ボイラーの違いは以下のとおりです。

エコキュート 灯油ボイラー
お湯を沸かすためのエネルギー 電気と空気の熱 灯油
給湯の仕組み 貯湯式 直圧式
貯湯式
メリット 省エネ性能が高いためランニングコストが抑えられる
多彩な機能を搭載している
導入費用が安い
寒い地方でも大量のお湯を沸かせる
デメリット 貯湯タンクユニットを設置するスペースが必要
導入費用が高い
湯切れのリスクがある
寒い地方では給湯効率が下がる
原油価格に影響を受ける
灯油を購入する手間がかかる
定期的に灯油を入れる必要がある
導入費用 40万円~70万円 直圧式/20万円~30万円
貯湯式/15万円~25万円
ランニングコスト 約2万円~約6万円 約6万円~約8万円

将来的な原油価格の高騰を考えるなら、灯油ボイラーよりエコキュートへの買い換えがおすすめです。ただし、住んでいる地域や家族の人数、ライフスタイルによって最適なエコキュートは異なるので、買い替える際はある程度の専門知識が必要になります。

sky-ecoキュート」はメーカー正規品を低価格で販売しており、エコキュートに関する知識が豊富なスタッフが対応いたします。エコキュートに興味がある方は、ぜひご相談ください。

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