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2023年10月11日

エコキュートの凍結防止のやり方は?冬を迎える前に知っておきたいポイントを解説

エコキュートはお湯を深夜に沸かして貯めておく貯湯式給湯器です。そのため、配管内部に水やお湯が残りやすく、外気温によっては内部で凍結する可能性があります。

配管内部が凍結すれば、お湯が利用できなくなるだけでなく、配管の破損や劣化につながるので、凍結防止のやり方を知っておくことが重要です。

そこで今回は、エコキュートの凍結防止のやり方を解説します。冬を迎える前に知っておきたいポイントも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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エコキュートは凍結する可能性がある

結論から申し上げますと、エコキュートは外気温がマイナスまで下がる場合、次の箇所が凍結する可能性はあります。

  • ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットをつなぐ給水配管や給湯配管
  • 貯湯タンクユニットと浴槽をつなぐ風呂配管

上記の箇所は配管内部に水が溜まっており、外気温が0℃を下回ると凍結する可能性があります。

配管が凍結すれば、エコキュートはエラーを起こすので、お湯を沸かしたり、各所に給湯したりできません。また、場合によっては機器や配管が破損したり、劣化したりする恐れもあります。

そのため、外気温がマイナスまで下がる地域では、エコキュートの凍結防止を行う必要があります。

エコキュートの凍結防止のやり方

エコキュートの凍結防止のやり方は以下のとおりです。

  • 凍結防止運転機能を設定する
  • 配管に保温材や凍結防止用ヒーターを取り付ける
  • 夜間に水を流し続ける

上記のやり方を順番に解説します。

凍結防止運転機能を設定する

エコキュートには風呂配管の凍結を防止する機能が搭載されています。

例えば、三菱のエコキュートには入浴後の残り湯を断続的に循環させて、凍結を予防する機能があります。

一定量のお湯が必要になる機能で、設定すると断続的に循環させるためにポンプが稼働するので、余分な電気代が発生する可能性はありますが、風呂配管の凍結を防止することが可能です。

三菱以外にも、パナソニックやコロナ、ダイキンなど主要メーカーのエコキュートには搭載されている機能なので、寒さが厳しい地域に住んでいる方は、気温が下がり始めたら凍結防止運転機能をオンにしましょう。

配管に保温材や凍結防止用ヒーターを取り付ける

外気温がマイナスまで下がる地域に住んでいる方は、給水配管や給湯配管に保温材や凍結防止用ヒーターを取り付けておくと良いです。

配管に保温材や凍結防止用ヒーターを取り付けておけば、外気温がマイナスまで下がっても、配管内部の水が凍結せずに済む可能性があります。

保温材や保温シート、凍結防止用ヒーターなどはホームセンターで購入でき、ご自身で取り付けることが可能です。取り付け方がわからない、あるいは不安に思うなら、エコキュートを取り付けた業者に相談して依頼してみましょう。

夜間に水を流し続ける

寒さが厳しい地域の場合、配管に保温材や凍結防止用ヒーターを取り付けていても凍結するケースがあります。そのため、寒さが厳しい地域に住んでいる方は、通水による凍結防止を実行しましょう。

通水による凍結防止の手順は以下のとおりです。

  1. 1. お湯を使わなくなったらリモコンユニットの給湯温度を水に設定する
  2. 2. 1ヵ所の蛇口の給湯栓側を少しだけ開く
  3. 3. 糸引き状態の水を流したまま一晩放置する

リモコンユニットで給湯温度を水、あるいは最低温度まで下げて、給湯栓を少しだけ開くと配管内部の水が常に流動します。外気温がマイナスを下回っても、水が流動していれば凍る心配はありません。

目安としては、1分間にコップ1杯分(200mL)程度の水が出ていれば大丈夫です。ただし、蛇口の種類によって給湯栓の開き方が多少異なります。

蛇口の種類 給湯栓の開き方
2バルブ式 お湯側だけを開く
サーモスタット式 お湯側の最高温度まで開く
シングルレバー式

なお、通水による凍結防止は余分に水道代がかかる可能性があるので、朝になったらすぐに止めましょう。

エコキュートが凍結した場合の対処法

エコキュートが凍結した場合の対処法は以下のとおりです。

  • 自然に解凍されるまで待つ
  • 配管にぬるま湯をかける

上記の方法を順番に解説します。

自然に解凍されるまで待つ

エコキュートの配管内部の水が凍結した場合、最善の方法は溶けるまで待つことです。

エコキュートは外気温がマイナスまで下がる夜間や早朝に凍結しますが、太陽が出て暖かくなれば自然解凍されます。エラーコードが表示されても、日中に電源を入れなおすと解除されてお湯が使用できるようになるので、時間に余裕があるなら待ってみましょう

配管にぬるま湯をかける

すぐにでもお湯を使いたい事情があるなら、凍結した可能性のある配管部分をタオルで包み、ぬるま湯を掛けてみましょう。

熱湯を勢い良くかけると、外部と内部の温度差によって配管が破裂したり、劣化したりする原因になるので、凍結している可能性がある配管をタオルで包み、ぬるま湯を使用すると良いです。

冬を迎える前に知っておきたいポイント

冬を迎える前に知っておきたいポイントは以下のとおりです。

  • エコキュートは冬に負荷がかかる
  • 霜や積雪にも注意する
  • 冬場はお湯の減りが早い

上記のポイントを順番に解説します。

エコキュートは冬に負荷がかかる

エコキュートは空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。エアコンの室外機に似たヒートポンプユニットがお湯を沸かし、貯湯タンクユニットで貯めておき、必要に応じて各所に給湯します。

外気温が高い時期は効率良くお湯を沸かすことができますが、外気温が低い時期ではお湯を沸かす効率が下がる傾向があります。

次の表は、寒冷地仕様の三菱エコキュートを1年間使用した場合のランニングコストをシミュレーションしたものです。

ランニングコスト
1月 6,424円
2月 5,952円
3月 6,104円
4月 5,552円
5月 4,071円
6月 3,650円
7月 2,929円
8月 2,421円
9月 2,531円
10月 3,230円
11月 3,646円
12月 5,567円

実際のランニングコストはエコキュートの性能や人数、使い方によって異なりますが、エコキュートは外気温が下がり始める11月頃から4月まで電気代が高い傾向があります。

お湯を沸かすための効率が下がるということは、ヒートポンプユニットにかかる負荷が増えるということです。

そのため、冬場になるとヒートポンプユニットの運転音が大きくなる場合があります。また、負荷が増えると故障するリスクが高まるので、本格的な冬を迎える前に点検やメンテナンスを依頼すると良いでしょう。

霜や積雪にも注意する

冬になると凍結以外に、霜や積雪にも注意が必要です。

エコキュートのヒートポンプユニットは外気温が低いときに結露水が凍ってしまい、空気熱交換器(ファン)に霜が付く場合があります。

霜でファンが塞がってしまうと給湯効率が下がってしまうので、エコキュートは冬になると霜取り運転を行って霜を溶かそうとしますが、外気温によっては溶けきれません。

冬になってエコキュートの給湯効率が下がったと思ったら、ヒートポンプユニットに霜が付いていないか確認し、残っているようならぬるま湯を掛けて溶かしましょう。

また、ヒートポンプユニット周りが雪で塞がっていると、同様に給湯効率が低下します。給湯効率が低下するとお湯を作るためのランニングコストが高くなる可能性があるので、雪が積もったら雪かきをすると良いです。

冬場はお湯の減りが早い

エコキュートは夜間にお湯を沸かして、貯湯タンクユニットに貯めておきます。メーカーや機種によって性能は異なりますが、大抵のエコキュートは貯湯タンクユニットに保温機能が搭載されており、熱を逃がさないようにしています。

しかし、冬になると寒さが厳しくなるので、ある程度の放熱が発生します。熱が逃げてしまうと、エコキュートはお湯を使っていないのに、残湯量が減ったと認識してしまい、使用できるお湯の量が少なくなります。

そのため、冬場は普段よりもお湯を沸かす温度を上げておく、あるいは沸かす湯量を増やしておくなどの対策が必要です。また、太陽光発電システムや蓄電池を導入しているなら、日中にお湯を沸かすことも検討してみましょう。

日中にお湯を沸かせば、お湯を消費するまでの時間が短くなるので放熱ロスを最小限に抑えることができ、外気温が高い時間帯にお湯を沸かすので、冬場でも給湯効率が下がりにくいです。

エコキュートを導入すると、日中の電力量料金が高い料金プランと契約するので、日中にお湯を沸かすと電気代が高くなります。

しかし、太陽光発電システムがあれば日中に発電した余剰電力でお湯を沸かすことができ、蓄電池があれば電力量料金の安い夜間に買電して日中に使用するといった使い方が可能になるので、日中にお湯を沸かしても電気代が高くなりにくいです。

まとめ

以上が、エコキュートの凍結防止のやり方の解説になります。外気温がマイナスになる地域では、冬になったらエコキュートの凍結防止運転機能を設定し、配管の周りに保温材や凍結防止用ヒーターを取り付け、一晩中通水すると良いです。

上記の凍結防止を実践していても凍結した場合は、気温が高くなって自然解凍されるまで待ちましょう。どうしてもお湯をすぐに使いたい方は、凍結している可能性がある配管をタオルで巻いて、ぬるま湯を掛けます。

また、エコキュートは冬場になると負荷が増すので、給湯効率が低下し、故障するリスクが高まります。本格的に寒くなる前に点検やメンテナンスを行い、お湯の温度や量などを見直し、霜や積雪によって効率が低下していないか定期的に確認しましょう

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